【細原・騎手で獲る 特別編】4日小倉7R 4連闘アポロリュウセイに熱視線

[ 2018年3月4日 08:00 ]

 “10日競馬”が主流の近年で「4連闘」する馬を初めてみた。並みの馬なら2連闘までで、どんなにタフな馬でも、その後はパフォーマンスが下降してくるのが通例だ。

 小倉7R◎アポロリュウセイは滞在する小倉で4戦目を迎える。驚いたのが初芝だった前走の合馬特別(芝1200メートル)。スッとスタートを決めてハナを奪うと、直線もしぶとく伸びて3着と激走。岩戸厩舎の吉岡厩務員は「以前は直線で止めるようなところがあったけど、小倉に来てからは最後までしっかりと走ってくる。中間も飼い葉食いがいいし元気いっぱい。水が合うんだろうね」と精神面の進境を話す。レースに騎乗した木幡巧も「芝の走りは悪くなかった」と好感触を口にする。父ジャイアントレッカーは米国産馬でマイルの重賞ウイナー。JRAではなじみの薄い産駒だが、芝・ダートを問わず短距離路線で活躍している。父譲りのタフな走りに期待したい。馬券は馬連。相手はラニカイサンデー、シゲルタイガー、シュピールカルテ、ウインペイザージュ。

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2018年3月4日のニュース