【10大ニュース】2位 藤沢和師30年目で悲願ダービー制覇

[ 2017年12月31日 05:30 ]

レイデオロでダービーを制した藤沢和雄師(中央)
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 東の名伯楽・藤沢和師がオークス&ダービーをW制覇。それまで04年の桜花賞しかクラシック競走を勝っていなかったが、88年の開業から足かけ30年目、現役最多となる19頭目でのダービー勝利となった。

 1番人気ソウルスターリングで挑んだオークス。好位から危なげなく抜け出して、2分24秒1の好タイムでV。ダービーのレイデオロは2番人気だったが、スローペースを察知したルメールの早仕掛けで勝利をもぎ取った。同一調教師&騎手による2週連続のオークス、ダービー制覇は、73年ナスノチグサ、タケホープの稲葉幸夫師&嶋田功騎手以来、2組目の快挙となった。

 また、藤沢和師はオークスVで現役唯一のJRA・重賞100勝(現在104勝)の金字塔を打ち立てた。藤沢和厩舎には現2歳の素質馬もズラリとそろっており、2年連続のクラシックVに期待が懸かる。

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2017年12月31日のニュース