【東京シンデレラM】的場、ラピート圧勝!3連単波乱演出

[ 2017年12月31日 05:30 ]

 史上最強の61歳だ。「第11回東京シンデレラマイル」が30日、大井で行われ、逃げた11番人気ニシノラピートが5馬身差圧勝。重賞2勝目を挙げた。的場は自身の持つ重賞最高齢勝利記録を61歳3カ月23日に更新した。

 大井の帝王が3連単240万円超の波乱を演出した。「気持ち良く走らせればチャンスがある馬。迷わず行った」。抜群のスタートを切り、外から一気にハナへ。6歳と61歳の完熟コンビが人馬一体で駆け抜けた。繁殖入りが予定されていたラピートだが、この勝利で現役続行が濃厚。来年は連覇が懸かるしらさぎ賞が目標になりそうだ。

 的場は今年南関重賞8勝目。これはトップだ。きょう東京2歳優駿牝馬の騎乗はないが、2位(6勝)の森が勝っても及ばない。5月に7000勝を達成し、30日終了時点で佐々木竹見元騎手の日本最多勝記録7153勝まであと64。あと1日を残しても、17年が“的場イヤー”だったことは間違いない。

 ◆ニシノラピート 父サウスヴィグラス 母ミスダイナクリス(母の父ダイナフォーマー) 牝6歳 大井・市村誠厩舎 馬主・西山茂行氏 生産者・北海道新ひだか町の本桐牧場 戦績37戦9勝(南関東17戦7勝) 総獲得賞金6784万5000円。

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2017年12月31日のニュース