【梅ちゃん先生　特別編】２６日東京８Ｒ　サンティールで軍資金を

　土曜メインで勝負したサトノアレスは首差及ばす２着。「あんたのくだらねえ能書きを真に受けて頭狙いにしちまったぜ」。平井の酒場をのぞくと、常連・金城の恨み節が聞こえてくる。取られたら、取り返せ。ＪＣ前にサンティールでひと勝負。前走は５００万とはいえ圧巻の勝ちっぷりだった。やや重でラスト３Ｆ１１秒５〜１１秒２〜１１秒４を刻んだ上がりの競馬を後方から差し切った。「年頭には牡馬相手の京成杯（７着）にもぶつけた素質がようやく開花してきた。５２キロの軽ハンデなら昇級戦でも通用するはず」と鹿戸師は言う。馬場の外めに持ち出して末脚を生かすタイプ。外寄りの枠も好都合だ。

　≪京都１２Ｒ　アットザシーサイドの３連勝だ≫アットザシーサイドは昨年の桜花賞３着以降も勝運に見放されていたが、６Ｆ戦に矛先を向けた途端に２連勝。好位にとりつけるスピードと器用さを備えており、重賞でも即通用。連軸に最適だ。６Ｆ戦初経験のビップライブリーが穴候補。