【ジャパンC 馬券顛末記】“魂の叫び”もむなしく完敗 リベンジ期すもまたしても“勝負弱さ”が…

[ 2017年11月26日 17:08 ]

 競馬の祭典「ジャパンC」当日は、G1の“裏開催”となる京都競馬場勤務。11R・オータムリーフSの取材を終え、記者席に戻ると何とかG1の発走時間に間に合った。屋外のゴンドラ席から、ターフビジョンでレース観戦。

 スタートを決めたキタサンブラックが逃げ、前半5F通過は昨年より1秒5も速い60秒2。それでも、わが◎ソウルスターリングは好位直後で行きたがっていた…。逆に、勝ったシュヴァルグランは内ピッタリでスムーズに追走。直線は豪腕ボウマンに導かれ、力強く抜け出した。ソウルは序盤のロスが響いたのか伸びない。“魂の叫び”もむなしく、7着に敗れた。完敗。

 戦前からM・デムーロからの“鞍上交代劇”が話題になったが、終わってみればボウマンが見事にエスコート。さらに、「大魔神」こと佐々木主浩オーナーは春のドバイターフに続いてビッグレースを制した。馬主としても、国際舞台での勝負強さが光った。

 リベンジしようと、この日の最終12R・京阪杯で勝負したが◎ラインスピリットは6着。またしても“勝負弱さ”を露呈してしまった。今年も残り1カ月。このままでは、年を越せない。

(大阪競馬担当・寺下厚司)

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2017年11月26日のニュース