【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】26日京都12R 充実著しいソルヴェイグが前々から押し切る

[ 2017年11月26日 08:00 ]

 土曜に行われた京都2歳Sはハーツクライ産駒のワン・ツー決着。先に抜け出した断然人気タイムフライヤーを、ゴール寸前でグレイルが測ったように差し切った。これが落馬負傷から復帰後初Vとなった武豊だが、追い出しのタイミングが見事。さすがの好騎乗だった。ジャパンCでキタサンブラックに◎を打っている身としては、鞍上の体調に不安がないことが分かって大いに安心。今秋のG1で大暴れしているM・デムーロ、ルメールを従えてのVゴールを期待したい。

 当欄では土曜に推奨した手塚厩舎の◎アッラサルーテ(東京12R)が先週の2頭に続いて快勝。今日も“手塚推し”なら東京2Rの■バトルマイスターだが、単勝1番台の断然人気が濃厚。紙面に検討原稿を掲載していない京都12R・京阪杯を取り上げる。狙いは◎ソルヴェイグ。こちらも前日発売で1番人気ながら、単勝オッズ4・8倍なら妙味は十分ある。4歳を迎えた今年は年明け2戦で凡走したものの、ヴィクトリアマイルでは逃げて0秒3差の5着に善戦。休養を挟んで芝1200メートル路線に復帰後はキーンランドC2着→オパールS1着と高レベルな走りを見せている。少し間隔は空いたが、坂路での最終追いで楽に好時計(4F52秒6)をマークしたように臨戦態勢は万全。先行策から持ち前の粘り腰を発揮して重賞3勝目を飾る。

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2017年11月26日のニュース