【万哲の乱 特別編】11日京都11R 調教快走のケイアイノーテックを信頼

[ 2017年11月11日 08:00 ]

 今年のJRA2歳重賞は先週までで8戦が終了。優勝馬の単勝人気は1、3、1、3、2、2、5、1番人気と「上位人気馬」が悲しいぐらいに強い。この間、最も人気がなかったのが3日のG3ファンタジーSを勝ったベルーガ(5番人気)。昨今は2歳重賞が増えたこともあって、メンバーは分散。高配当を狙って、人気薄の馬(4番人気以下)を中心に勝負すると、痛い目に遭う流れ!?になっている。

 本日の京都メイン・デイリー杯2歳Sは「2歳重賞はメンバー分散」を象徴するような9頭立て。しかも新潟2歳Sを制したフロンティアを除けば、1勝馬のオンパレード。実質は「500万特別」の様相。

 狙ってみたいのは6月阪神新馬戦1着以来の◎ケイアイノーテック。僕の推定単勝人気は2〜3番人気なので「Vゾーン」には入っている。新馬戦は好位でしっかり折り合い、上がり3F33秒5と上々の切れ味。序盤がスローペースだった分、全体時計はかなり遅いが、操作の高さ&父ディープインパクト譲りの瞬発力は光っていた。8日の最終追いは栗東坂路で4F51秒5(馬なり)の好時計でパートナーを圧倒。放牧を挟み、一段とパワーアップしている。ここもスロー濃厚の展開で瞬発力比べ。ラストの直線がフラットな京都なら、新馬戦以上に切れる可能性を秘めている。

 《もうひと押し》東京10R・三鷹特別は◎モズアスコットの3連勝。8キロ増で馬体に実が入った前走500万下(1着)の勝ち時計1分32秒7は、1000万で即通用するレベル。直線の長い東京なら、破壊力はさらに生きてくる。

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2017年11月11日のニュース