【梅ちゃん先生・特別編】11日東京11R リス(百合)は外枠に咲く

[ 2017年11月11日 08:00 ]

 地方最強牝馬として知られたロジータの曽孫にあたるブラゾンドゥリス。谷間に咲く百合(ロジータ)ににちなみ、仏語で“百合の紋章”(ブラゾン・ドゥ・リス)と命名されたが、この百合はもまれ弱いのが泣きどころ。馬群に入るとストライドが小さくなってしまう。前走・欅S(6着)では内枠を引いたせいでインに押し込められた時点で万事休す。それでも58キロを背負って大崩れしなかったのは底力だろう。

 今度は陣営の願い通り、上半期の連勝時(バレンタインS、黒船賞)同様の外枠。馬群にモマれずにレースを進めやすい枠順だ。休み明けでも乗り込み量は豊富。夏負けが尾を引いた昨年の武蔵野S(12着)時よりも仕上がりははるかに上。乗り慣れた内田を背に好位の外めにつければ、重賞の紋章にも手が届く。

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2017年11月11日のニュース