【武蔵野S】三浦皇成 復帰後初重賞勝利に満面の笑顔「ひと安心」

[ 2017年11月11日 15:45 ]

<東京11R・武蔵野S>インカンテーションで重賞制覇の三浦は馬上で笑顔を見せる
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 G1馬3頭が顔を揃えたダート重賞「第22回武蔵野S」(G3、ダート1600メートル)が11日、東京競馬場11Rで行われ、三浦皇成騎手騎乗の6番人気インカンテーション(牡7=羽月厩舎、父シニスターミニスター、母オリジナルスピン)が勝利した。

 好スタートから先団につけたインカンテーション。直線手前で逃げたベストウォーリアに並びかけ、先頭に。粘り強く末脚を伸ばした。半馬身差の2着には追い込んだ8番人気サンライズソア、さらに1馬身3/4差の3着には15番人気アキトクレッセントが入った。インカンテーションは中央重賞5勝目。

 鞍上の三浦は昨年8月14日の札幌競馬で落馬、肋骨や骨盤などを骨折して長期療養。今夏8月に1年ぶりに復帰してからは重賞初制覇。「復帰してからはいいことも悪いこともあったけれど、重賞を勝てて弾みがついた。ひと安心です」と満面の笑顔を見せた。初コンビとなったが「調子のよさは感じていた。これなら強気で行けると思った」と同馬の能力の高さに感服した様子だった。

 三浦は08年にデビューし、いきなり91勝をマーク。武豊の持つ新人年間最多勝記録(69勝)を21年ぶりに塗り替えスーパールーキーと称された。11年には共演をきっかけに知り合ったタレントのほしのあき(40)と結婚。翌年には第1子が誕生している。

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