【オールカマー】力つけたカフジプリンス　格上挑戦へ動き良し

格上挑戦のカフジプリンス
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　成長力のハーツクライ産駒。その血を継ぐカフジプリンスも４歳秋を迎え、着実に地力を強化している。前走の新潟記念で３着。前々でロングスパートを決めて、今年のサマー２０００覇者タツゴウゲキとタイム差なしの接戦を演じた。以前は勝負どころで置かれるところがあったが、粘り強く相手に食い下がり見せ場十分の内容。担当の甲斐助手は「スタートも決まったし、いい内容だった。重賞でも崩れず走っているし、着実に力は付けていますね」と充実ぶりをアピールする。

　全休日の火曜朝は坂路でキャンター調整。力強い脚取りで駆け上がり活気のある動きを見せた。１週前の坂路追いでも馬なりで４Ｆ５３秒７〜１Ｆ１２秒５と軽々と好時計をマーク。同助手は「右回りはテンに置かれるところがあるので、前走のようにスムーズな競馬ができれば」と序盤での位置取りをポイントに挙げた。

　賞金的には準オープンの身だが、昨年末には１６００万を勝っており、いつ重賞ウイナーになっても不思議ではない。