【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】9日阪神11R 遠征経験豊富な関東馬マイネルバールマンを信頼

[ 2017年9月9日 08:00 ]

 夏競馬が終了し、今日から中山&阪神で秋競馬がスタート。スポーツ紙競馬担当の内情を明かすと、3場開催と2場開催では週末(予想をする金曜、土曜)の仕事量がかなり違う。1レースごとの予想に費やせる時間が増えるのは、やはりありがたい。もっとも、次週のように2場で連続3日間の開催(16、17、18日)になると集中力を保つのが難しくなるが…。いずれにしても、競馬記者にとっては節目。G1の前哨戦も始まるだけに、気合を入れ直して仕事に臨みたい。

 秋競馬初日の推奨レースは阪神11R。関東から遠征するマイネルバールマン◎で勝負を懸ける。3カ月半の休養明けで初の古馬相手となった前走のNST賞(新潟・ダート1200メートル)が、十分にメドを立てたと言える4着。ハンデも52キロと軽かったのは確かだが、15番枠で外を回りながらも中団から味のある伸び。2着ブルミラコロとは首+首差の接戦だった。休養前には3歳限定ながらもオープン特別の端午Sを快勝。砂なら重賞でも通用する素質の持ち主だろう。前走時の馬体重22キロ増は大半が成長分だろうが、多少の緩さはあった印象で上積みが見込める状況。新潟、福島、中京、京都と遠征経験は実に豊富で、初の阪神にも問題なく対応可能とみた。

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2017年9月9日のニュース