【細原・騎手で獲る 特別編】9日中山11R 得意舞台でディアドラが重賞初V決める

[ 2017年9月9日 08:00 ]

 ひと夏を越しての成長力は目を見張るモノがある。秋華賞トライアルの紫苑S(中山11R)はディアドラで勝負だ。古馬との初対戦だった前走のHTB賞(札幌、芝2000メートル)は、好位から速い上がりでまとめてV。上の準オープンで連続2着の実績馬ラヴィエベールなど、骨っぽいメンバーがそろっていたが、地力の違いで押し切った。橋田師は「しまいだけの競馬だったので、中間はダメージなく調整できた。減った体(前走マイナス12キロ)は完全に回復。この相手なら力は上だし、いい形で本番に向かいたい」とトーンは高かった。

 ハービンジャー産駒は初年度の14年以降、中距離路線で活躍馬を輩出。今年も皐月賞でペルシアンナイト2着、オークスでモズカッチャン2着と好走している。なかでも芝2000メートル戦は産駒のベスト条件で、これまで1番人気に支持された馬は【27・9・7・16】で勝率45.8%と驚異的な数字を残している。器用に立ち回れて、かつ堅実無比な末脚は世代屈指。勝って秋華賞へ弾みをつける。馬券は3連単フォーメーション(16)1着固定。相手はルヴォワール、、ナムラムラサキ、ホウオウパフューム、サロニカ、ポールヴァンドル、ブラックオニキスへ30点。

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2017年9月9日のニュース