【２歳馬チェック（中京）】トロワゼトワル　安田隆師のカナロア１号

＜中京５Ｒ・新馬戦＞福永を背に逃げ切るトロワゼトワル（右）
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　２日、中京競馬場５Ｒで行われた「メイクデビュー中京」（芝１６００メートル）は、福永祐一騎手騎乗のトロワゼトワル（牝２＝安田隆厩舎、父ロードカナロア、母セコンドピアット）がゴール前の叩き合いを制して勝利した。

　好スタートから２番手で流れに乗ったトロワゼトワル。直線半ばで逃げたエムケイフローラルをかわし先頭に立つと、最後はレッドシャーロットの追い上げをしのいだ。首差の２着にはレッドシャーロットが入り、さらに１馬身３／４差の３着にはエムケイフローラルが入った。勝ちタイムは１分３６秒８（良）。

　父は新種牡馬のロードカナロア、母はセコンドピアットという血統。管理する安田隆師は父の現役時のトレーナー。「うちのカナロア第１号でしたから、この勝利は格別。特別な思いがあったので、本当にうれしいです」と喜んだ。

　次走注目は２着レッドシャーロット。メンバー最速３４秒７の末脚で猛然と追い込んだが２着まで。３着以下を離しており、次走はＶ候補筆頭。