【東京5R新馬戦】父母合わせて12冠 ジナンボーが完勝デビュー

[ 2017年6月11日 14:01 ]

東京5R新馬戦を制したジナンボー
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 5冠牝馬の次男坊が初陣勝ちだ。11日の東京新馬5Rは、牝馬3冠を含めてG1・5勝を挙げた名牝アパパネの2番子ジナンボー(牡=堀、父ディープインパクト)が直線で抜け出して快勝。来春のクラシックへ第1歩を刻んだ。

 父母合わせてG1・12勝の超良血ホースが直線の坂を馬なりで上がってくる。鞍上、M・デムーロが追い出すと、2着ダンシングチコに2馬身半差をつける完勝だ。「強かったです。序盤は頭が上がっていたけど、真面目で乗り味もいい。能力は高いです」。同騎手は脱鞍所で出迎えた金子真人オーナーに笑顔を向けると、手放しで褒めちぎった。

 4月中旬に美浦入厩。8日の最終追い切り後、担当の森助手は「気性も馬体も成長途上」と語っていたが、ふたを開けてみれば良血ぶりを際立たせるV走だった。

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2017年6月11日のニュース