【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】6日京都11R遅れてきた大物サトノクロニクルが直線一気

[ 2017年5月6日 08:00 ]

 今年の2頭なら大丈夫と思ったが、過去の傾向通りに2強では決まらなかった先週の天皇賞・春。◎サトノダイヤモンドにとって京都芝16Fの舞台はベストではなかったと認めざるを得ない。それにしても、キタサンブラックの成長力は驚異的。サトノダイヤモンドも適距離ならもっと走れるはずだ。このまま2頭の遠征が実現すれば、ついに日本馬の凱旋門賞優勝シーンを見られる気がしてきた。

 本日は東西でダービー最終切符を懸けた注目レースがゲートイン。当欄では京都メインの京都新聞杯を取り上げたい。◎サトノクロニクルは週初めの段階から決めていた本命馬。強烈なインパクトを残したのが前走の水仙賞だ。結果的に2着で賞金加算には失敗したが、逃げたイブキがラスト3F34秒4で押し切る典型的な前残りの流れを後方から追い込んで2着。マークした上がり3F33秒7は、2番目に速かった4着ムーンザムーンを0秒5も上回った。その後に順調さを欠いて2カ月余ぶりの実戦だが、今週の動きなら“トライアル”としては合格点の仕上がり。ダービー出走には賞金的に1着が必要な状況だが、この馬なら難なくクリアできるとみた。

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2017年5月6日のニュース