【万哲の乱 特別編】6日京都11R 強い毎日杯で善戦のプラチナムバレット

[ 2017年5月6日 08:00 ]

 「反省は的中の近道」。

 先週の青葉賞まで終了して、現3歳牡馬戦線のA級レベルレースも浮き彫りになってきた。皐月賞は横に置いて、まずは毎日杯。1分46秒5の好時計で乗り切ったアルアイン(皐月賞無印は大反省)は強く、メンバー最速3F33秒3で2着に届いたサトノアーサーも互角以上。青葉賞をレースレコードで制したアドミラブルも相当な器。毎日杯を上回る1分45秒8で、同じ阪神1800メートルの未勝利戦をクリアしただけのことはある。ダービーが楽しみ。

 本日の京都メイン11R・京都新聞杯は「強い毎日杯組」の(11)プラチナムバレットを推したい。4着には敗れたが、上位陣が強すぎただけの話。前走・はなみずき賞の2着馬エクレアスパークル(若葉S2着)も相当な素質馬だが、競り勝った点に価値がある。年明け5戦目で蓄積疲労を心配したが、動きはさらに鋭さを増している。京都外回り2200メートルは、半姉スマートレイアーが今年2月のG2京都記念で2着(マカヒキに先着!)に好走したコース。舞台替わりがプラスなのは言うまでもない。あえて懸念材料を挙げるとすれば、土曜の京都の降水量。あまり降りすぎてグシャグシャになった場合は自重するのも手。逆に良馬場のままならば堅い軸馬。

 《もうひと押し》新潟11R・駿風Sは「新潟直線1000メートル」に初登場の(15)プレイズエターナル。アドマイヤムーン産駒といえば、13年のアイビスサマーダッシュ優勝馬ハクサンムーンや、昨年のアイビスサマーダッシュ3着馬プリンセスムーンなど。中距離に強かった父の現役時のイメージ以上に子供たちは快速ぶりが目立つ。エターナルも初めての“直千”がプラスになってもおかしくない。

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2017年5月6日のニュース