【フローラS】ミスターX 府中歓迎!アドマイヤローザに◎

[ 2017年4月23日 05:30 ]

 東京11R・フローラSはアドマイヤローザ。近親に2冠馬ドゥラメンテがいる良血馬だ。デビュー2戦(2→1着)が芝2000メートル。新馬戦で0秒1差敗れたベストアプローチは後の弥生賞4着と相手も骨っぽい。前走・エルフィンSは初のマイル戦でもスピード負けすることなく好位から2着に好走。右前脚の外傷でチューリップ賞はパスしたが、放牧を挟んで態勢は万全だ。

 大跳びでのびのび走れる東京コースは歓迎なタイプ。梅田師が「元々オークス向きだと思っていた」と話す通り、前走から延びる2Fも追い風だ。ポイントは初経験となる長距離輸送だけ。当日の馬体重をチェックする必要はありそうだが、まともなら好勝負必至の素材だ。馬単(9)から(2)(4)(5)(12)(14)へ。

 京都11R・マイラーズCはブラックスピネルで勝負する。京都金杯2着→東京新聞杯1着からの臨戦。前走は奇策とも言える逃げ切りを決め、差し馬勢のエアスピネル、プロディガルサンを完封。前半5F通過62秒2のスローペースに恵まれはしたが、今回もメンバーは11頭しかおらず、典型的な逃げ馬も不在。Mデムーロが「今回は違う競馬になると思う」と話しているものの、前で運べる強みがある以上、2戦続けての展開利は約束されている。

 最終追いの坂路で叩きだした4F51秒4〜1F12秒8は驚異の数字。重馬場で荒れた坂路を考えれば出来は最高潮と判断できる。今のブラックが開幕週の芝で飛ばせば、後ろから捉えるのは難しい。馬単(8)から(4)(5)(7)(11)へ。

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2017年4月23日のニュース