【アネモネＳ】天才的なコーナリング！ライジングリーズン連勝

＜中山１１Ｒ・アネモネＳ＞桜花賞への切符をつかんだライジングリーズン（左から２頭目）
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　桜花賞トライアル「アネモネＳ」（２着まで優先出走権）が１１日に中山競馬場で行われ、１番人気の丸田騎乗ライジングリーズンが後方から豪快に追い込んで快勝。１月のフェアリーＳに続く連勝で桜花賞（４月９日、阪神）に名乗りを上げた。

　ライバルを圧倒するコーナリング。ライジングリーズンは３〜４コーナーで大外から一気に差を詰めると、先に抜け出したディアドラを半馬身ねじ伏せた。「展開はゆっくりだったけど、それでも外から差し切った」と振り返る丸田。「他馬とはコーナーの加速力が全然違う。４コーナーで先団にとりついた脚は凄かった」と続けた。奥村武師は「本番では強敵が待っているが、今回はトライアル仕様の仕上げ。次は状態をテッペンまで持っていきたい」と語った。天才的なコーナリングで阪神の大舞台に挑む。