【チャンピオンズC】ノンコノユメ95点 後部薄手だが気迫全面

[ 2016年11月30日 05:30 ]

ノンコノユメ
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 馬体の前部を見れば砂仕様、後部に目を移せば芝仕様。いつ見てもノンコノユメは前後が対照的なつくりです。愛らしい馬名からは想像できないゴツい顔立ち、首は太く、胸前は筋肉でせり上がっています。ダートに対応できる前肢。ところが、後肢はトモが薄く、飛節もダート馬にしては小さい。体重440~450キロ程度の中型馬。ダートで出世するにはコパノリッキーなどのような500キロ以上の重厚な馬格が求められる。そんな私の持論からも大きく外れています。とても不思議な馬つき。

 2月のフェブラリーS時と比べると、プラスとマイナスの変化があります。プラス面は立ち姿。今春よりも重心を前にかけて、耳、目も前方の一点に集中しています。「走るぞ!」という気迫が出ています。マイナス面は腹周りとトモが少し薄手になったこと。気性は前進、馬体は後退です。

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2016年11月30日のニュース