【香港国際競走】ヒカリ11秒6…関西馬3頭が国内最終追い切り

[ 2016年11月30日 05:30 ]

坂路で追い切るエイシンヒカリ
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 香港国際G1競走(12月11日、シャティン競馬場)に参戦する関西馬3頭が29日、栗東トレセンで国内最終追い切りを行った。カップで連覇を狙うエイシンヒカリ(牡5=坂口)は坂路馬なりで4F57秒6。全体時計こそセーブされたが、ラスト2FでGOサインが出ると鋭く反応し13秒0―11秒6と力強い脚取りで駆け上がった。

 「先週もしっかりとやったのでしまい重点に。動きは良かった。去年同様に現地であと1本速いところをやれば仕上がると思う」と坂口師。既に年内での引退が決まっていて、このレースがラストランとなる。「香港は環境が合っているのか馬が落ち着いている。去年と比べても馬は良くなっている」と有終Vへ手応えをにじませた。

 スプリントに出走するビッグアーサー(牡5=藤岡)は坂路で4F50秒0~1F13秒1の猛時計。藤岡師は「いつも通り最後に脚が上がるぐらいビッシリと負荷をかけた。香港は初めてだけど、芝は力のいる馬場なのでこの馬には合っていると思う。あとは当日に落ち着いて臨めれば」と好走を期待した。

 ヴァーズに出走するスマートレイアー(牝6=大久保)も坂路で4F50秒2~1F12秒7と活気ある動き。大久保師は「いつも通りの調整でいい動き。現地でも速いところをやる予定」と話した。3頭は12月1日に関西国際空港から出国する。

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