【福岡ボートレースダービー】女子初!平山がSGドリーム戦1号艇V

[ 2016年10月26日 05:30 ]

ドリーム戦を快勝し、報道陣に囲まれる平山智加
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 ボートレース福岡のSG「第63回ボートレースダービー」が25日、開幕した。注目の初日12Rは女子史上初となるSGドリーム戦1号艇の平山智加(31=香川)が快勝。歴史の1ページにその名を刻み、今シリーズの活躍を予感させた。

 歴史的1勝だ。女子史上初、SGドリーム戦1号艇となった平山が初日、見事に勝ち切った。「早いと思ったが歯を食いしばって行った」。インからコンマ03のトップスタート。これには2~6号艇のSG計21冠の猛者たちもお手上げだ。きっちり先マイを果たし、5人を従えてゴールした。「選手生活で一番価値のあるレース。スタートもターンも200点満点」とスマイルが映えた。

 「ダービーに出たい」。その一心で勝率を積み重ねた1年間。快挙達成が、そのご褒美だった。女子がSGドリーム戦に乗ったのは別表の通り5度目。11年オールスター・横西奏恵(引退)に次いで2勝目だが1号艇で勝ったのは初めてだ。「やっと、この時が来た。こういう機会はなかなかない。ここに全てを懸けるつもりだった」

 得点増しのドリーム戦を制し、早くも予選通過へ優位な状況。「(舟足は)試運転より本番の方がいい」。前節優勝の45号機は動いてくれている。きょう2日目は2、7Rに出場。「一走一走落ち着いて取りこぼしのないように」。今度は女子史上初のSG制覇へ。もっと大きな夢が見え始めた。

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2016年10月26日のニュース