【小倉日曜新馬戦】ブチコ全弟シロニイ 池江師は辛口「ややもっさり」

[ 2016年9月1日 14:10 ]

ベルーフ(左)と併せて追い切るシロニイ

 待ってました!“ブチ毛”のアイドルホース・ブチコの全弟シロニイ(池江、父キングカメハメハ)が小倉最終週(日曜5R・芝1800メートル)に満を持してデビュー。真っ白な毛色以上に存在感を示したのは水曜の最終追い切りだった。新潟記念に出走する重賞ウイナーのベルーフと併せ、堂々の2馬身先着。もっとも、これはベルーフが気の悪さを露呈して失速したものだが、6F83秒6~1F12秒4の時計以上に迫力満点の動きだった。

 が、池江師は意外に辛口ジャッジ。「先週あたりはけっこう動いていたんですが、今週はややもっさり。先週ほどのシャープさはなかった。輸送で500~510キロぐらいで出走できるかなと。大型馬なので使いつつかも」。問題は芝適性で姉ブチコ、ユキチャンもデビュー戦は芝を選択したが、それぞれ5着、14着に敗れている。「(適性は)ダートでしょうね。ダートならいつでも使えるし、番組もないから。まずは芝から」と指揮官。無論芝で結果が出せるようなら可能性は大きく広がる。鞍上には浜中が起用される。

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2016年9月1日のニュース