ストレイト引退“怪物”フランケルと交配へ Vマイル連覇などG1・3勝

[ 2016年9月1日 05:30 ]

今年のヴィクトリアMでのストレイトガール

 15、16年のヴィクトリアマイル連覇、15年のスプリンターズSとG1・3勝を挙げたストレイトガール(牝7=藤原英)の引退、繁殖入りが8月31日に決まった。近日中に競走馬登録を抹消する。

 同馬は昨年末で引退、繁殖入りするプランもあったが、廣崎利洋オーナーの意向で現役を続行。今春のヴィクトリアマイルではレースレコードで史上2頭目となる連覇を達成し、史上初の7歳牝馬によるJRA・G1制覇を飾った。繁殖入り初年度となる来年は14勝無敗でG1・10勝を挙げた英国の“怪物”フランケルとの交配を予定している。引退式は10月30日に東京競馬場の最終レース終了後に行う。

 ▼藤原英師 G1では「心技体」がそろわないと勝つのは難しく、心と体の面で調整が限界だった。ヴィクトリアマイルで勝利できたので最高の引き際だと思う。英国へ渡ってフランケルとの交配は夢のあるプロジェクト。引退式ではこれまで応援してくれたファンにお礼を言いたい。

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2016年9月1日のニュース