【小倉2歳S】鈴木孝師“ブラックはダート馬じゃないよ”

[ 2016年9月1日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=31日】九州のことは九州男児に聞くに限る!?菱田はふと、そう思った。なぜか、というと鹿児島出身の幸は小倉2歳Sの出走馬中4頭に騎乗。その中からダートで新馬勝ちをしたブラックランナーを選んだのには大きな理由があるに違いない。

 「砂をかぶって位置は下がったけど、届きましたからね。勝ちっぷりが良くて追った感覚が気に入っている。芝適性もあるはず、と信じたいですね」

 馬主の(株)カナヤマHDは小倉2歳S3頭出し。「オーナーは宮崎の人で僕は3年前のJCダートで初めてお会いしました。馬主になって実質2年目ですか。重賞に3頭出しなんて凄い」と幸の説明に九州とのパイプぶりも伺い知れる。

 鈴木孝師は追い切りの動きに目を細めるや「新馬戦は芝で使うつもりだったけど、同じ週に(同馬主の)メイソンジュニアがいたのでダートに回っただけ。ダート馬だと思ってないよ」とキッパリ。舞台裏を知った以上、これは本命候補だ。

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2016年9月1日のニュース