【安田記念】皐月賞馬ロゴタイプが復活V 通算3度目のG1制覇

[ 2016年6月5日 15:45 ]

<安田記念>ウイニングランでファンに手を振るロゴタイプ鞍上の田辺

 「第66回安田記念」(G1、芝・1600メートル・晴・良)は5日、東京競馬場11Rで行われ、田辺騎手騎乗の8番人気、ロゴタイプ(牡6=田中剛厩舎、父ローエングリン、母ステレオタイプ)が逃げ切ってV。勝ち時計は1分33秒0。

 ロゴタイプはスタート後、ハナを切って先行。1番人気のモーリスが2番手を追走し、2番人気のリアルスティールが3番手を追走した。

 ロゴタイプが先頭で3、4コーナーを通過。モーリス、リアルスティール、イスラボニータ、フィエロらがじりじりと差を詰めてレースは直線へと入った。

 直線に入ってもロゴタイプは先頭を死守。外からモーリス、フィエロが伸ばしたが、その差はなかなか縮まらなかった。最内で粘ったロゴタイプはそのまま押し切って1着でゴール。見事な逃げ切り勝ちで13年の皐月賞以来、通算3度目のG1制覇を果たした。

 モーリスは1馬身1/4の2着。そこから鼻差の3着にフィエロが入った。

 ◆ロゴタイプ 父ローエングリン 母ステレオタイプ(母の父サンデーサイレンス)牡6歳 美浦・田中剛厩舎所属 馬主・吉田照哉氏 生産者・社台ファーム 戦績25戦6勝。重賞は4勝。

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2016年6月5日のニュース