【根岸S】走る気になってきたアンズチャン 中一週も状態良化

[ 2016年1月29日 05:30 ]

プール調教で泳ぐアンズチャン

 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、根岸Sにアンズチャンを送り込む大和田師を直撃した。

 ――アンズチャンの前走(ジャニュアリーS6着)は2か月以上、間が空いての競馬でした。

 大和田師 乗り込んでいたし気性的にもいきなりから競馬ができるので、走れる態勢にはありました。

 ――以前はスタートであおる感じでしたが、最近は普通に出るけど二の脚がつかず後方へ、という感じ。

 普通に出るようにはなってきました。ただ無理に押してリズムを崩すのは良くないので、走る気になるまで馬に任せたら自然と後方になる感じです。

 ――道中はどう見えましたか?

 いつもよりは前にいると思いました。後で(横山典)騎手に聞いたら“少し動かしたら反抗せずに走る気を見せたから”と言っていました。

 ――中山1200メートルから東京1400メートルに替わるのは好材料。

 メンバーが強化されるので厳しい戦いになるとは思うけど、実績のある条件に替わるのはいいですね。

 ――デビュー時からメンコをして、途中からは頬当てもしだしました。

 入厩当初周囲を気にしたのでメンコをしました。頬当てはハミ掛かりを安定させて集中できるように使用しています。馬装に関しては今回も同じでいく予定です。

 ――最終追い切りは坂で半マイル54秒3。

 元から調教で動くタイプではありませんが、調教駆けする馬と併せることで負荷は掛けられました。中一週ですが状態は良化していそうです。

 ――週末は雨予報です。

 馬場状態に関してはさほど心配はしていません。それよりも流れが向くかどうか。ある程度、流れてくれればチャンスはあると思います。

続きを表示

この記事のフォト

2016年1月29日のニュース