【札幌日曜2R】名手ノリもビックリ!?覆面ホース

[ 2015年7月31日 05:30 ]

フライマスクを手にする小村厩務員

 【東西ドキュメント・札幌=30日】ノリさん(横山典)に村松が取材していると、名手が突然「おいっ!!あの馬、強盗でもしに行くのか!?」と叫んだ。見てみると、顔の上半分にスッポリと覆面をかぶった馬が馬場入りするところだった。

 その馬は日曜2Rで未勝利脱出を狙うヴェルトフリーデン(牡3=柄崎)。騎乗した長岡が「調教でもかぶせたまま走らせています。レースでは使えない決まりなので、パシュファイヤーを装着します。目は見えているみたいですよ」との説明だ。

 この覆面の正式名称は「フライマスク」。厩舎で実際に見せてもらうと、網戸のような素材。豪州で現在流行中で、虫よけとしても使われているという。小村厩務員は「メンコの上にかぶせてますが、これがないとソワソワしてしまう。松田騎手にも“写真撮らせて”とお願いされました」と苦笑い。馬具の世界、本当に奥が深い。

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