【アイビスSD】西田フレイム 人馬ともに得意の「千直」

[ 2015年7月31日 05:30 ]

西田雄一郎騎手

 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、アイビスSDでフレイムヘイローに騎乗する西田騎手を直撃した。

 ――フレイムヘイローの前走(CBC賞11着)はスタート後、押して3番手を取りにいった。

 西田 この馬としては少し遅めのスタートでした。今回のアイビスサマーダッシュのことを考えて、前に行っておきたかったので押して出していきました。

 ――コースロスはなかったが逆にインコースはあまり良い馬場状態ではなかったのでは?

 荒れた馬場自体は問題ないのですが水分を含んだ渋った馬場があまり向かないようです。そういう意味でも少し下を気にして走っていたかもしれません。

 ――直線、窮屈になった後、後退した。

 ぶつかった後、急に止まってしまいました。でも、それまでは差なく先行争いに加わっていたので悲観する必要はない内容だったと思います。

 ――今回は前々走で勝っている新潟の直線1000メートルという舞台。

 メンバーが違うし、何よりも春とは馬場状態が違います。だから楽観はしていないけど、勝っているコースなので条件的に好転なのは間違いないと思います。

 ――ただ当時は53キロでしたが今回は56キロ。

 トップスピードで走る距離のレースなので少なからず斤量は響くと思います。それでも前回のここでの勝利がフロックでないところをお見せしたいです。

 ――作戦は?

 一度手応えが怪しくなってから再度伸びるような面があります。あまり早めに動いても良くないので周囲の動きをよく見ながら自分のペースを守って走らせてあげようと考えています。

 ――直線1000メートルといえば西田騎手自身、得意の舞台。

 そういった得意意識を持って乗るつもりでいます。それはきっと馬にもプラスに働くと思うので、好結果につながることを信じています。

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2015年7月31日のニュース