元競輪選手が酒気帯び 事故起こし発覚 選手時代は優勝14回

[ 2015年7月31日 12:14 ]

 静岡県警は31日までに、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで、元競輪選手で日本競輪学校教官清木聖司容疑者(50)=静岡県三島市=を現行犯逮捕した。

 大仁署によると、清木容疑者は車3台が絡む事故を起こし、現場に駆け付けた警察官が飲酒検査をして発覚。事故で40代の男性2人がけがを負った。清木容疑者にけがはなかった。「ビール1杯、ワイン1杯を飲み、他にも酒を飲んだ」と話しているといい、同署は事故原因を調べている。

 競輪を運営する公益財団法人JKAによると、清木容疑者は14回の優勝経験を持ち、2006年に引退した元競輪選手。現在は日本競輪学校で競輪選手養成に当たっている。JKA担当者は「状況を確認して対処する」とコメントした。

 逮捕容疑は30日午後9時45分ごろ、同県伊豆の国市北江間の路上で、酒気を帯びた状態で乗用車を運転した疑い。

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2015年7月31日のニュース