【ユニコーンS】ノンコノユメ馬なり13秒6 陣営「動きも十分」

[ 2015年6月18日 05:30 ]

3頭併せで追い切るノンコノユメ(中)は本番に向け自慢の末脚を温存した

 ノンコノユメはWコースで3頭併せ。道中2番手から直線は内ライズトゥフェイム(5歳1600万)、外アサクサスターズ(4歳500万)の間に入り、馬なりのまま5F71秒5~1F13秒6で併入した。浅利助手は「しまいの反応を確かめつつ、両側から挟んでもらって気持ちを乗せる内容。動きも十分だった」と満足げに話した。

 前走・青竜Sで3勝目をマーク。着差は半馬身ながら内容は破格だった。上がり3F34秒7は良馬場の東京ダート1600メートルで史上最速。芝並みの剛脚で差し切った一戦を、浅利助手は「3角で前に取りつけたし、瞬発力勝負になればこっちに分があると思った」と振り返る。

 デビュー6戦全てで3F最速をマークしている同馬にとって、直線の長い東京は自慢の末脚が存分に生きる舞台。浅利助手は「新馬の頃は体質が弱くて強い調教ができなかったが、今は使うたびに馬の状態が上がっている。強い馬がいるが、前走ぐらい走ってくれれば」と手応えを示した。

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2015年6月18日のニュース