【秋華賞】レッドリヴェール 福永“攻め”宣言「闘争心かき立てる」

[ 2014年10月17日 05:30 ]

福永を背に併せ馬で追い切るレッドリヴェール(左)

 2歳女王レッドリヴェールの最終追いは、坂路でラインハート(3歳1000万)と併せ馬。手綱を取った福永が楽な手応えのままジワッと差を詰め、軽く気合をつけた程度で1馬身半突き放した。ラストは12秒4。

 鞍上は「馬場コンディションが悪い中、反応は良かった」と好感触を伝えた。須貝師は「しっかりやれているしオーバーワークにならないように、しまいだけ感触を確かめてもらった。ちょうど、いい攻め馬ができた」と満足げだ。

 1番人気のローズSは6着。師は「レース後はスッと息が入っていた。気難しい面が出て、やめていたね」と振り返った。ダービーから3戦連続でコンビを組む鞍上も「外めをスムーズに追走すると集中できないのかな。窮屈な位置で闘争心を、かき立てるような競馬の方がいいのかも」と敗因を分析。今回の作戦について「イチかバチかの攻めた騎乗で、いい結果を出したい」と力を込めた。

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2014年10月17日のニュース