韓国で巻き返し狙う重賞馬ピエール

[ 2014年8月29日 05:30 ]

「アジアチャレンジC」へ向け現地・韓国で調整するピエールタイガー (提供・KRA)

 【地方競馬です!!】2年連続2度目の日韓交流「アジアチャレンジC」が31日、ソウル競馬場のダート1400メートルで行われる(14頭立て)。28日に枠順が確定。大井の真島ショコラヴェリーヌ(牝5=荒山)が5番、的場ピエールタイガー(牡6=同)は7番、矢野トシギャングスター(牡7=松浦)は8番枠となった。

 今年はシンガポール勢3頭が加わった。エルパドリーノ(セン6=4番枠)はダート未経験ながら重賞馬で国際レーティング115。トゥリードー(セン7=2番枠)は113。ちなみにピエールタイガーは98(いずれも16日現在)。韓国勢は昨秋、大井で日韓交流を制したワッツヴィレッジ(牡4=9番枠)などが出走。高知から遠征中の倉兼育康、ニュージーランドの田中正一も韓国馬で参戦する。

 重賞馬のピエール。現地から荒山師への連絡によると順調とのこと。休み明けのサンタアニタTは13着だが「最近は状態面より馬の気持ちの問題。大事なところで集中が途切れる。初めての環境、初めての的場さん騎乗でスイッチが入ってくれればいいが」と師。対戦比較がつかないライバルたちに加え、自分との戦いにもなりそうだ。自身の連覇が懸かる“大井の帝王”がどう乗るか!?

 なおTCKは29日、11R終了後に賞典台で「壮行会」を実施。遠征する調教師、騎手計5人が意気込みを語る。

 (池田 裕文)

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2014年8月29日のニュース