中央移籍2年目・戸崎、バンクで今年初重賞狙う!

[ 2014年1月3日 05:30 ]

正月飾りをバックに笑顔でガッツポーズする戸崎

 中央移籍2年目を迎えた戸崎圭太(33)が、さらなる飛躍を誓った。昨年3月に大井競馬から移籍し、初年度で年間100勝を達成。開催最終日まで内田と関東リーディングを争い、わずか1勝差で首位を逃したが、113勝で2位(全国5位)とファンに巧腕ぶりを見せつけた。

 堂々の成績だが「いい馬に乗せてもらった結果だし、まだまだ課題も多い。満足はしていない」。戸崎は謙虚に語る一方で「年間100勝やG1(阪神JF)を勝てたことは自信になった」と笑顔で振り返る。

 地方所属時は年末年始も休みなくレースに乗り続けていたが、今年は年末をのんびりと過ごした。「何も考えずゆったりできた。時間があることで気持ちの切り替えができるし、その分、新たな競馬の楽しさを発見できる」と話す。中山金杯では有力馬ユニバーサルバンクに騎乗。「どんな条件でも走るいい馬。年明け最初の重賞で勢いに乗れれば。今年は自分が納得できるレースを増やしていきたい」。その手綱さばきから、今年も目が離せない。

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2014年1月3日のニュース