【京都金杯】マイネルラクリマ年初から大車輪の気配

[ 2014年1月3日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・美浦=2日】調教開きの2日。数年前なら、豪勢な門松が飾られていたが…。正月気分を感じさせるのは、調教スタンド1階入り口のしめ飾りと調教師席に数多くあるミカンぐらい。小田が北馬場に向かうと、目当ての上原師は“普段通り”に双眼鏡で愛馬を追っていた。

 12年に続き、2度目のスポニチ賞京都金杯制覇を狙うマイネルラクリマが元気にキャンター。同年春に骨折した左後肢には2個のボルトが今も埋まっているが、昨年は七夕賞制覇など完全復活。「偉い馬。今は脚元のことは気にならないぐらい」と指揮官は目を細める。

 実質的な最終追いは12月31日(Wコース=5F67秒3)に完了。京都芝は3戦2勝、2着1回と得意舞台。「関西圏は合うようだ。阪神の朝日CC(4着)も頑張ったけど、京都は直線が平たんの分、さらにいい。(ハンデの)58キロは過去3戦と同じで、崩れず頑張っているので」と手応えあり。昨年は重賞3勝と充実していた上原厩舎。大将格ラクリマが年初から大車輪の気配を小田は感じていた。

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2014年1月3日のニュース