【平和島・全日本選手権】台風で2日目中止 作間「仕方ないです」

[ 2013年10月17日 06:00 ]

全日本選手権2日目が台風の影響で中止順延となった平和島

 台風による暴風雨の影響で中止順延となった16日。今開催の選手代表を務める作間章から、レース中止に対する選手サイドのコメントが発表された。「天災なので仕方ないです。公正安全な競走をできる状態ではなく、来場されるお客さまのことを考えると中止もやむなしと思います。しっかりと休養をとって、集中力を切らさないようにしたい」。

 今開催、東京支部からは作間と中野の2人しか参戦していないが、ともに初戦白星。中野がまくり差し、作間が一気まくりと好内容での船出となった。作間はこの大会を目標に戦ってきた。選考期間の最後となった7月の津周年では「ダービーに出たい」という思いを口にしていた。

 「自分はあまり目標を立てるタイプではない。本当はリアルな目標を立てないといけないんですけど…。でも、この1年はダービーのことを考えてやってきた。このいい流れに乗っていきたいですね」。ペラ調整で不安だった伸びは上向いている。掛かり、乗り心地にも合格点。5Rは絶好枠。連勝を決めて“主役”に名乗りを上げるか。

 一方、中野は前走G2江戸川MB大賞では優出と気分良く当地入り。「最近のリズムはエンジンなりです。前走の江戸川はいいエンジンでした。地元だからといって気合を入れると空回りして事故とか起こすんで、いつも通りの感じで行きたいです」とあくまで“自然体”を強調。中止順延には「残念ですけど、状況が状況なので仕方ない。モチベーションを維持しながら過ごしたいと思います」と話した。

続きを表示

この記事のフォト

2013年10月17日のニュース