台風で美浦トレセン地下馬道が冠水、調教を4時間繰り下げ

[ 2013年10月17日 06:00 ]

台風26号の影響で美浦トレセンの南馬場の地下馬道には雨水が流れ込んだ

 16日未明に関東地方へ接近した台風26号は、美浦トレセンの調教にも大きな影響を与えた。

 15日夜から降り続いた雨は積算で約290ミリに達し、地下馬道が冠水。最大瞬間風速は22.5メートル(午前5時)を計測した。美浦トレセンは午前6~11時の調教時間を午前10~午後3時に繰り下げ、ウッドチップが一部流出した坂路と南W、コース上に雨水が浮いた南ポリトラック、芝コースを閉鎖。このため、追い切りを予定していた馬の大半が木曜追いに変更となった。使用可能だったのは南、北馬場のダートコースのみ。また、調教時間のスライドは記録が残っている01年以降では初めて。

 厩舎前の道路が冠水したという斎藤師は「排水設備の限界を超える雨だったようだ」と驚きの表情だった。

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2013年10月17日のニュース