【ジャパンC1週前追い】フェノーメノ豪快3馬身先着

[ 2012年11月16日 06:00 ]

フェノーメノ(左)は併せ馬で先着し、勢い持続をアピール

 天皇賞・秋2着のフェノーメノは、主戦・蛯名が騎乗してWコースで併せ馬。ヒールゼアハーツ(4歳500万)を3馬身後方から追いかけ、直線で外に並びかけると鋭い伸び脚。6F81秒7、1F12秒6で豪快に3馬身突き放した。

 「天皇賞の前と同じ雰囲気。上積みはともかく、順調に来ているのが何より」と、蛯名は感触を伝えた。戸田師も「動きはよかった。前走から間隔は詰まっているが、状態をキープできているし、問題はない」と納得の表情。前走の2着惜敗を「競馬が上手すぎるために、意外性のある馬にやられた印象」とした上で「それでも古馬相手に力のあるところを見せられた」と前向きに捉えている。

 オルフェーヴル、ジェンティルドンナとは初対戦。「魔王と魔女がいるみたいなもの。簡単には行かない。胸を借りるつもり」と指揮官。挑戦者として全力でぶつかっていく。

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2012年11月16日のニュース