【秋華賞】アイス相沢師、スタミナ勝負に期待

[ 2012年10月12日 06:00 ]

<秋華賞>アイスフォーリスを管理する相沢師

 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は秋華賞にアイスフォーリスを送り出す相沢郁師(53)を直撃した。

 ――アイスフォーリスの前走(紫苑S5着)はオークス以来で4キロ増(462キロ)。

 相沢師 正直もう少し増えているかと思ったが、カイバ食いが細くなったこともない。あまり体重を気にしないでいいタイプ。状態も良かった。

 ――デビュー当初はスタートが悪いこともあったが、前走は普通に出た。

 ただ、大外枠(17番)で、自然と後ろになってしまった感じだった。

 ――3~4コーナーで外を回りながら進出。

 腹をくくって直線に向くまでジッとしていてもいいのに、と思いながら見ていた。

 ――それでも最後までパッタリ止まらなかった。

 勝ち馬は内でじっとしていた。その分の差だけ。決して力負けとは思わない。

 ――今回もメンコ(耳覆い)は装着?

 多少、掛かってしまう心配があるので着ける予定。

 ――ステイゴールド産駒にしてはおとなしい感じ。

 扱いやすくて全く手が掛からない。気性面で力を出せないという心配はない。

 ――状態は良さそうだ。

 前走もほぼ仕上がっていたが、今回はそれ以上。オークス時より良さそう。

 ――ジェンティルドンナなど強敵が相手。

 2冠馬より前で競馬したい。ただ、速過ぎるようなら、あまり追いかけないように。とにかく状態はいい。あとはスタミナ勝負の競馬になってほしい。

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2012年10月12日のニュース