公営競技で全国初 中部空港に舟券場オープン

[ 2012年5月17日 10:56 ]

 中部空港(愛知県常滑市)で17日、場外舟券売り場「オラレセントレア」がオープンした。空港に公営競技の施設が設置されるのは全国で初めて。

 ボートレースとこなめ(常滑競艇場)を運営する常滑市が、外国人ら新しいファン層を広げる狙いで空港1階に開設。窓口は4カ所で、同競艇場のレースのほか各地のレースを最大で1日4場、年間360日発売する。

 同市の観光案内所を併設し、親しみやすさをアピール、風紀上の問題はないとしている。営業は午前7時半からナイターレースが終わる午後9時ごろまで。

 「オラレ」は空き店舗などを転用する小規模の場外売り場で、各地で開業している。

 同競艇場の売り上げは1997年度の795億7000万円をピークに年々減少、昨年度は291億4000万円まで落ち込んだ。

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2012年5月17日のニュース