【AR共和国杯】オウケンブルースリ切れ味復活

[ 2011年11月3日 06:00 ]

<アルゼンチン共和国杯>田辺騎手を背に追い切るオウケンブルースリ

 切れ味が戻った。オウケンブルースリは坂路で4F52秒0~1F12秒7。ラスト1Fでサンライズベガ(7歳オープン)を一気に3馬身突き放した。

 騎乗したのは栗東初見参の田辺だ。「以前と比べることはできないが“きょうの時計はいい時じゃないと出ない”と先生(音無師)から言われた。いいイメージを持ってレースへ向かえる」と手応え十分。師も「攻め馬の動きがレースに直結するタイプだから」と好感触。

 一時の低迷からは完全に立ち直った。「脚元(の不安)に始まって、調教でかわいがったら調子落ちになった」と振り返る。併せ馬でビシビシやれている現状には何の不安もない。「今の状態を維持してジャパンCへ行きたい。ここでいい結果を出してね」と音無師。菊花賞Vから3年。ウオッカの鼻差2着に泣いたジャパンCから2年。ここはG1馬として、次のためにも存在感を示したい。

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2011年11月3日のニュース