【みやこS】ニホンピロアワーズ、大仕事の予感

[ 2011年11月2日 06:00 ]

酒井が成長を実感するニホンピロアワーズ

 大仕事の予感が漂う。京都日曜メーンのみやこSに出走するニホンピロアワーズは、ここまで12戦全て3着以内と堅実。重賞初挑戦の前走・白山大賞典も道中3番手から伸びて2着。勝ち馬には離されたものの、3着以下には大きく差をつけて上々と言える内容だった。ただ、騎乗していた酒井は「まだまだ良くなる」と感じていた。1週前追いでまたがり、CWコース単走で6F81秒8~1F11秒8。「前回とは全然違う。かなり良くなっていますね」と上積みを強調した。

 初めてコンビを組んだのは昨年8月。当時はまだ1000万クラスだったが、その背中を通じて能力の高さを感じ取っていた。「重賞レベルの馬だと思った」と振り返る。あれから1年余。「今は競馬後も疲れが残らないくらいしっかりしてきた」と成長を実感。「エスポワールシチーもいるし、相手は強い。でも先を考えれば戦わないといけない相手。今の状態でどこまでやれるのか楽しみ」と酒井は不安より期待の方が大きい様子だ。

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2011年11月2日のニュース