【AR共和国杯】ビートブラック“2走目のポカ”は?

[ 2011年11月2日 06:00 ]

 【東西ドキュメント・栗東=1日】“2走目のポカ”で人気馬が敗れるケースは多々あるが、それは事前に分からないのか。アルゼンチン共和国杯の取材していた岡崎は、予期せず中村師からレクチャーを受けることに。ビートブラックは休み明けの京都大賞典で2着に好走。「アイルランドTの予定を1週早めて使ったんだけど、思った以上に走ってくれた。調教を見る限り出来はさらに上向き。ただ、どうしても2走目のポカが気になるね」

 調教の動きさえ良ければ“反動はない”と言い切れないものなのか。その点を質問すると、開業34年目のベテラン調教師は経験則から導き出した1つのパターンを口にした。「叩き2走目で絶好調という時に2走目のポカはあるんだ。それも休み明けで期待以上に走り過ぎた時に多いね」。 とはいえ、これはあくまでも悲観的な想像に過ぎない。「まあ自分は心配性だから」と師は締めくくった。

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2011年11月2日のニュース