【京都新馬戦】トラベラー豪快!武豊も感触大

[ 2011年10月7日 06:00 ]

<京都新馬戦>厩舎周りを運動するエイシントラベラー

 とにかく、動きが目立っている。土曜京都5Rに出走する米国産馬エイシントラベラー(牡=西園、父ハーフアワーズ)は先週の追い切りが重い馬場で坂路4F52秒3―12秒2と水準以上の時計。武豊がまたがった今週はスピード感あふれる身のこなしで4F51秒4―1F12秒2を刻み、併せたコスモアンノーン(2歳新馬)を4馬身突き放した。デビュー戦は土曜京都5R(芝1800メートル外)だ。武豊の感触がいい。

 「いかにも外国産馬といった感じで、すごいスピードがありそう」

 父ハーフアワーズはダート7Fの米G2勝ち。現2歳世代が初年度産駒で、日本には2頭がいるだけ。未知の血統がまた魅力でもある。西園師の口調から期待の大きさが伝わってくる。

 「血統はマイナーだけどセールではエーシンフォワード(マイルCS勝ち)とよく似た動きで、時計も出ていたみたい。今週の追い切りでユタカ君に乗ってもらって“この馬、走る”ってあらためて思ったよ」

 態勢は整った。厩舎期待の(外)が開幕初日の絶好馬場を駆け抜ける。

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2011年10月7日のニュース