【宝塚記念】信頼度抜群!“ここ一番”の横山典

[ 2011年6月22日 06:00 ]

 ここ一番、横山典への乗り代わりは信頼が置ける。近年ではカンパニーの激変が印象深い。追い込み一手で勝ち切れなかった同馬に08年中山記念で初めて騎乗すると、苦もなく先行して快勝。続くマイラーズCも連勝して軌道に乗せた。翌年は毎日王冠、天皇賞・秋、マイルCSとG1連勝を含む3連勝で8歳馬に花道を飾らせ、横山典の凄さを印象づけた。

 同じく“テン乗り”でVに導いたのがイングランディーレ(04年天皇賞・春)。悠々独り旅からの逃げ切りは圧巻だった。セイウンスカイ(98年皐月賞)ではスペシャルウィーク、キングヘイローを完封。3歳秋に3連敗したブエナビスタの鞍上に09年有馬記念で指名されたこともある。ここ一番、何とか勝ちたいレースでは横山典――。これは競馬関係者の共通認識だ。

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2011年6月22日のニュース