【チューリップ賞】ケイティーズジェム陣営に勝負気配

[ 2011年3月2日 06:00 ]

 【東西ドキュメント・栗東=1日】クラシックのトライアルが開幕。阪神JFを制したレーヴディソールがチューリップ賞で始動する。出走予定の陣営から「あの馬がいるんでしょ?」とのコメントが出るたびに、坂田は存在の大きさを感じていた。太刀打ちできる馬はいるのか?と考え込んでいた時、藤原英師が調教スタンドに姿を見せた。ケイティーズジェムについて取材すると、師は「どこのレースに使っても強い馬はいるからな。秘めた能力はある馬だし何としても権利は獲らないと」と桜花賞を見据えたコメント。勝負気配を漂わせた。

 「小さい馬でよく頑張っている。使ってきているし」としながらも、ここ4戦で賞金加算ができていない。「ここはきっちり」と意欲をにじませる昨年のダービートレーナー。2歳女王を脅かす存在になるかも…と坂田は取材ノートにペンを走らせた。
 

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2011年3月2日のニュース