【有馬記念】“新生”ブエナ、もう出遅れない

[ 2009年12月26日 06:00 ]

無事に調教を終えたブエナビスタは、頭をなで褒めてもらう

 60年のスターロツチ以来、実に49年ぶりとなる3歳牝馬による勝利を狙うブエナビスタ。最終追い切り後も特に大きな変化は感じられない。前々日の調整はCWコースでのキャンター。いつも通り、落ち着いてスムーズな走り。しっかりと折り合って周回を重ねていた。

 「順調。以前と比べてトモ(後肢)に肉がついているし、気性面も成長してきたな」と松田博師。春先は大きく出遅れて後方にポツンと置かれるケースが目立っていたが「スタートが良くなったのは大きいな。今ならどんな競馬でもできそうだ」と“新生”ブエナビスタに期待する。
 伸び伸び走らせたいために外枠を希望していたが、内の1枠2番に。それでも「特に問題はない」と余裕の表情。「あとは乗り役(横山典)に任せるだけや」と新コンビを組む鞍上の手腕に託した。

続きを表示

2009年12月26日のニュース