【有馬記念】(5)コスモバルク

[ 2009年12月26日 06:00 ]

馬房で元気な姿を見せるコスモバルク

 史上初の6年連続挑戦となる道営の雄コスモバルクが午前9時、一番乗りで中山競馬場に到着した。約22時間の長旅にも慣れた様子で、馬房では元気いっぱい。担当の鹿島厩務員は「輸送は順調だった。20日の追い切りもいっぱいに追って、いい動きだったよ。前走時(ジャパンC12着)より攻め量もこなせて、仕上がりはいい」と満足げ。3枠5番の枠順について「弥生賞を勝ったときと同じで、験のいい数字。道中は好位の内でじっとして、ロスなく競馬ができる。相性のいいコースだし、掲示板くらいには…」と期待を寄せていた。

 27回目のG1出走(海外4走含む)となるバルクだが、結果次第では今回がラストランとなる。「詳しいことは分からないが、ここまでよく頑張ってくれた。こんな馬にはこの先、出合えないだろう。とにかく無事に走ってほしい」と話していた。

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2009年12月26日のニュース