柴咲コウ「蛇のようなしなやかな感じですかね」監督が動きを絶賛「バトル・ロワイヤルを超えたんじゃ…」

[ 2024年5月20日 18:15 ]

「蛇の道」完成披露舞台あいさつに登壇した柴咲コウ(撮影・糸賀 日向子)
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 俳優の柴咲コウ(42)が20日、都内で行われた映画「蛇の道」(監督脚本・黒沢清、6月14日公開)の完成披露舞台あいさつに西島秀俊(53)らとともに登壇。フランスを舞台に行った撮影や共演者たちとの秘話を語った。

 同映画は、黒沢監督が98年に劇場公開された同タイトルの自作をフランスを舞台にセルフリメイクしたリベンジ・サスペンスの完全版。愛娘を殺された男性の復讐(ふくしゅう)に協力する精神科医役を柴咲が演じ、その患者役を西島が演じた。

 黒沢監督は「動きが凄いですね。バトル・ロワイヤルを超えたんじゃないかっていうね(笑い)。どう猛というか…柴咲コウってこんなに動けるのっていうと、肉体や、もちろんそれだけではないんですけど柴咲コウさんのまずは肉体の物凄さ、それは必見に値すると思います」と柴咲の出演した映画の名を挙げ熱弁。これを受けた柴咲は「蛇のようなしなやかな感じですかね」と笑顔で語った。

 西島が「スタッフの方と最初からフランス語で話されていて、フランス語話せるんだと思っていたらこの作品のために勉強されたと聞いた。本当に驚いた」と称賛した柴咲のフランス語。柴咲が「私フランス語を話せる人みたいに思われちゃう」と照れ笑いを浮かべながら「クランクインの半年前から開始して、3カ月前から集中して取り組んだ」と明かすと、会場に集まった多くのファンからも感嘆のため息がもれた。

 完成披露舞台あいさつには黒沢清監督(68)、俳優の青木崇高(44)も登壇した。

 <映画「蛇の道」ストーリー>8歳の愛娘を何者かに殺されたアルベール・バシュレ(フランス人俳優ダミアン・ボナール)は、偶然出会ったパリで働く日本人の心療内科医・新島小夜子(柴咲コウ)の協力を得ながら、犯人探しに没頭。復讐心を募らせていく。だが、事件に絡む元財団の関係者たちを拉致監禁し、彼らの口から重要な情報を手に入れたアルベールの前に、やがて思いもよらぬ恐ろしい真実が立ち上がってきて…。西島は心を病んだ小夜子の患者・吉村役で出演。

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