清原博弁護士 25億円盗まれた大谷翔平は「泣き寝入りかもしれません」と予想「できることは…」

[ 2024年4月14日 13:44 ]

清原博弁護士
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 国際弁護士の清原博氏が14日、TBS「アッコにおまかせ!」(日曜前11・45)に生出演。ドジャースの大谷翔平投手(29)の元通訳で銀行詐欺容疑で訴追された水原一平容疑者(39)について言及した。

 水原容疑者は違法賭博の借金を返済するため、大谷選手の口座から胴元側に1600万ドル(約24億5000万円)以上を不正に送金したとされ、米司法省から11日(日本時間12日)に銀行詐欺容疑で訴追された。12日(同13日)、米ロサンゼルス市内にある連邦地裁に出廷した。地裁は保釈保証金を2万5000ドル(382万5000円)に設定。保釈の条件として、パスポートの返納、カリフォルニア州中央地区を離れることはできず、被害者との連絡、面会なども禁止。一切の賭博も禁止され、ギャンブル依存症の更生プログラムを受ける。条件違反の際に保釈保証金を納付する義務が生じる。

 司法省によると、水原容疑者が送金したのは21年11月から24年1月までで、水原容疑者が関係する機器やIPアドレスが使われていた。当局が入手した水原容疑者の賭博記録には、この期間中の合計賞金は総額1億4225万6769ドル(約218億円)、負けた金額は1億8293万5206ドル(約280億)で、損失額は4067万8436ドル(約62億円)にのぼる。

 水原容疑者が不正に送金した24億円についてタレントのカンニング竹山が「普通に働いてたらこんなお金は返せないですよね。返す見込みがあれば2人で話せばいいけど」と語ると、清原弁護士は「水原容疑者は返す義務があるけれども、支払い能力があるかどうかは疑問ですよね。だからちょっと泣き寝入りかもしれません」と予想した。

 「ただまあ大谷選手としてできることは民事裁判を起こして水原容疑者の自宅などを差し押さえて少しはお金を回収するということだけれども、それでも24億円以上の大金を回収するというのは難しいと思いますよね」とも語った。

 和田アキ子が「保釈金とか安いっていったら変ですけど、自分の収入に見合った保釈金って払うじゃないですか。そしたらこんなにあったらもっと保釈金もいっぱいあると思ったら、380万とかえらい安いなあ」と語ると、清原弁護士は「その通りですよ。保釈保証金が安かったということは、それだけ裁判所からみて水原容疑者の支払い能力が低いということですね。だからとてもじゃないけど24億円なんてお金を持ってるとは考えられない」と言い切った。

 

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