水原一平容疑者「俺はもうおしまいだ」「彼からお金盗んだ」違法賭博の胴元との生々しいやりとり公開

[ 2024年4月12日 13:31 ]

水原一平容疑者
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 ドジャースの大谷翔平投手(29)の元専属通訳で違法賭博問題と多額の窃盗によって球団から解雇された水原一平氏(39)について、米司法省は11日(日本時間12日)、銀行詐欺容疑で訴追したと発表した。違法賭博の借金を返済するため、大谷選手の口座から胴元側に1600万ドル(約24億5千万円)以上を不正に送金したとされる。

 本件の起訴状によると、水原氏と違法ブックメーカーの胴元との生々しいやりとりが明らかになった。

 違法賭博問題が米現地メディアのロサンゼルス・タイムズなどに報道された3月20日(現地時間)頃、水原氏は胴元に「(自身の違法賭博に関する)報道を見たか」とメッセージを送信。ある胴元は「見たよ。でも全部デタラメ。大谷から金は盗んでいないだろう」と確認。すると、水原氏は「厳密にいうと、彼からお金を盗んだ」と大谷からの窃盗を認め「俺はもうおしまいだ」とつづっていた。

 当局が入手した資料として、水原容疑者の賭博記録には、この期間中の合計賞金は総額1億4225万6769ドル(約218億円)、負けた金額は1億8293万5206ドル(約280億)で、損失額は4067万8436ドル(約62億円)にのぼる。

 ESPNによれば、米連邦量刑ガイドラインに則り、銀行詐欺には最高100万ドル(約1億5300万円)の罰金及び最高30年の懲役が科される可能性があるという。

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